心と夢を磨く365日

自己成長の道しるべ

変わろうとしなくていい瞬間がある

変わらなきゃ。

成長しなきゃ。

このままじゃいけない。

 

気づけば、

そんな言葉が

日常の底に流れています。

 

勉強する。

整える。

改善する。

 

一見、前向きです。

努力している自分に、

安心もできます。

 

でも、

ふと疲れが出る。

 

もう十分やってきた気がする。

何をどう変えればいいのか、

分からなくなる。

 

それでも、

止まるのが怖い。

 

立ち止まったら、

取り残される気がするから。

 

成長や変化を求め続けることは、

悪いことではありません。

 

ただ、

それが常時オンになっていると、

心は休めません。

 

どんな状態の自分も、

「まだ足りない」

と評価され続ける。

 

これは、

静かな消耗です。

 

変わろうとする力は、

本来、

余白から生まれます。

 

疲れ切った状態で、

前に進めと言われても、

体は固まるだけ。

 

それなのに私たちは、

立ち止まることに

罪悪感を持ってしまう。

 

何もしない時間は、

無駄だと思ってしまう。

 

でも、

立ち止まることと、

諦めることは違います。

 

立ち止まるとは、

今の地点を確認すること。

 

どこに立っているのか。

どれくらい歩いたのか。

何を背負っているのか。

 

確認しないまま進むと、

いつの間にか、

自分が置いていかれる。

 

変わろうとしなくていい瞬間は、

確かに存在します。

 

それは、

もう十分感じているとき。

 

疲れている。

違和感がある。

もう無理だと、

内側が知らせているとき。

 

その声を無視して、

さらに変わろうとするのは、

回復途中の傷を

また開くようなものです。

 

今のあなたに必要なのは、

次の一手ではないかもしれません。

 

許可です。

 

今は変わらなくていい。

今は決めなくていい。

今はそのままでいい。

 

そう言ってもらえる場所を、

自分の中に作る。

 

誰かが許してくれなくても、

自分が許す。

 

それだけで、

呼吸が少し深くなります。

 

不思議なことに、

変わろうとするのをやめると、

変化は勝手に起きます。

 

力を抜いたとき、

自然に方向が見えてくる。

 

本当の変化は、

追いかけた先ではなく、

立ち止まった場所で起こります。

 

次回は、

「何者にもならなかった人が、最後に残すもの」。

 

肩書きや役割を

脱ぎ終えたあとに残るものについて、

静かに書いていきます。

 

あなたは、

進み続けなくても、

ちゃんとここにいます。